取材

「スポーツトレーナー」岩田彩伽さんにインタビュー

こんにちは!
今回はもりさとの専門学校時代の後輩にあたる、岩田彩伽さんにお話を伺いました。
国内ではまだ認知度の低いトレーナー業。どんなことをしてるのか、実際に話をしていただきましたのでご覧ください!

よろしくお願いします。
まずは自己紹介をお願いします。

名前は岩田彩伽です。スポーツトレーナーをしてます。24歳のB型で、動物占いは猿です。

動物占いってなんですか?

動物占いは人間の統計で決められた9種類の動物にほぼみんなが当てはめられる占いです。
占いだけど資料というか全部調べられたもの。
なに?

知らないってw

大物思考とかヒト思考とか、人見てやるタイプとか。話し方でも1から10まで喋る人とか、10言ってから1から話し出すほうがいいとか、人によってありますよね。結論から聞きたいとかちゃんと丁寧に一個ずつ話してほしい人もいますし。

なるほど。
スポーツトレーナーってどんなことするんですか?

年齢とか目的によってもバラバラだけど、運動指導や健康づくり、高校生の部活だと競技力アップ。

子供達は運動遊びをして運動が好きになるってレベルで体を動かすのが楽しいって感じてもらえるようにしてます。大人のレッスンは健康維持、ダイエット、体づくり、コンディショニングを目的に指導します。

体づくりのためにどういうアプローチをしているか、子どもたちに向けてどういうアプローチをしているかっていうところをもう少し詳しく聞きたいです。

子どもはシンプルなことが多くて、ボール遊び、ラダー、ハードル、走る系の動きやサーキットなどをします。
ドッジボールがとても人気なので楽しいことをやって、そこから何かに繋げようとは思っています。

投げることも走ることに繋がるし、走ることも投げることに繋がると思っているので。他にも子どもたちが好きなジャンプも取り入れたりしています。

コンビネーションというか色々組み合わせたら、幼稚園のクラスでは少し難しいんです。だからシンプルにやって、物語性を絶対作るようにしています。

物語性?

例えば、子どもは想像力がすごいので、
「あなたはライオンです。」と言われたら
「え、ライオン!?」みたいな反応をするんです。

「ライオンに近づいて行ってください。」「ライオンが起きたら走って逃げてください。」と言うと、近寄らない子も出てきますが、男の子とかはウキウキしながら近づい行くんです。

それで起きた時に逃げるのも走りですし。反応とかもありますけど、そういうイメージさせるというのは意識しています。動物系は特に子どもが入り込みやすいので、その辺りも考えながら。

なるほど。
高校生や大人にはどんなアプローチを?

技術は鳥取県では一番ですが、中国地方では勝てないし、全国大会でも勝てないので技術以外のところでプラスαするために、体を大きくするようなアプローチをしています。
ビッグ3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)もするし、ファンクショナルなことや走らせたり、結構負荷をかけてやっています。

大人は、体幹のレッスンをやっています。コアシェイプという、お腹周りや背中など部分的なトレーニングをして、痩せましょう!っていうレッスンです。女性だけにターゲットを絞れるのでやりやすいです。

対象に合わせたアプローチをしてるんですね。
仕事がある時の1日の流れはどんな感じですか?

本当にバラバラですがオフは基本的になくて、例えば月曜日は朝コナミ行ってパーソナルトレーニングをして、夕方は子どもの運動教室をやって、夜にパーソナルトレーニングをしたりしなかったり。

同じ場所にずっと居るのも雇われるのも私はできないので、時間を有効的に使えるというか、誘われたら時間が作れる働き方がとても気に入ってます。

1日の中で必ず時間を作りたいし、もっと多くの人と出会いたいという思いがあるので今の状態が結構ベストです。トレーナーの仕事を増やそうっていうのはあんまりなくて、パーソナルトレーニングは臨機応変にできますが、レッスンとか固定で入るものは入れないようにしています。

拘束時間が増えないようにしてると。
パーソナルトレーニングでは具体的にどんなことをしてるんですか?

クライアントの人によりますが、まずはカウンセリングをします。
目的がダイエットであれば、運動指導もしますし、生活習慣や食事の話は絶対入れてます。

メニュー組んだ時点で契約が切れる人もいますが、最近は継続して2週間に一回くらい何ヶ月もついて、その中でさらに重量をあげたりメニューを増やしたり、経過を見ながら目標に向かってやっています。

確かに、1回でやめられたりすると結果出にくいですよね。
インスタを見たら楽しそうなストーリーが多いけど、オフの時間とかは何してますか?

時間があるときは本を絶対読むようにしていて、スタバで本を読んでることが多いです。朝の時間が好きなので1,2時間くらいずーっと本読んでたりしますし、とにかく新しいことが知りたいです。

11新」って自分の中で思っていて、1日に1個以上新しいことを取り入れたいと思うので、本を読んだりしている時間の方が多くなります。
他には料理を作ったり、パンとかケーキを作ったり、トレーニングしたり。

自分でもトレーニングするんですね。

身体って生活習慣だと思っているので、この人の生活習慣こんな感じなんだなーっていうのが見えてしまうんです。

トレーナーだから体を作らないといけないとかではなく、人としてじゃないですけど、見られる立場でもあるので。
それが意外と仕事とか私生活とかにすごい関わってきてるのかなって。だらしない人はだらしないし、厳しいですけど。

で、病気になったりするでしょ。今後ね。

耳が痛いですね()
トレーナーになろうと思ったきっかけはなんですか?

トレーナーになった理由は高校卒業して就職した先、コナミスポーツクラブにトレーナーの人がいて、とてもカッコよかったんです。

指導の仕方とか人間性とか、この人みたいになりたいと思ったところから勉強したいと思って、多分その人がトレーナーじゃなかったら私トレーナーしてなかったのかなというのも最近感じています。

その人を見て、トレーナーをしてるからトレーナーのその人を目指して、トレーナーの勉強も楽しかったし、トレーナーをやってる人が好きなのかなって。
成長したいというか成長するためのツールみたいになっていて。深いよねちょっと()

カットします()
トレーナーは学校に行かないとなれないんですか?

行かなくてもなれると思います。
私がなりたかった人は学校に行かずに独学でトレーナーをやっていて、私はそれをしようと思った時にできないと思ったので、学校に行って学びました。

自分でできる人は独学で学んだらいいし、できない人は学校に行ったりして環境を変えるのが一番いいと思います。

なるほど。
トレーナーに資格は必要?

私はやっぱり必要かなと思います。一般の人からその人を見た時にわかりやすいので。
もちろんその人を知っていけば資格がなくても知識とか経験とかでカバーできると思いますが、認知度が低いので分かりやすいものがあったほうが話も入りやすくなるし、そのきっかけがあるだけで違うのかなと思います。

専門学校を卒業してから今に至るまでの流れはどんな感じですか?

もともと海外に行きたかったんです。青年海外協力隊になることを前提に4,5,6月の3ヶ月は京都でバイトして、7月から鳥取に帰ってきたんですよ。

9月くらいに青年海外協力隊になる予定だったから帰ってきたんですが、落ちて、もう働いてやって行くしかないと思って。たまたま色々なご縁があって仕事をいただいて、
「こんな仕事があるよ」と言われたものを一切断らずに全部やったら今の状態になりました。

次の年の4月にもう1度受ける予定だったのでそれも全部伝えてもう1回受けたけど、落ちて。違う方向に進もうと思い、いただいた仕事をやっていました。

青年海外協力隊に落ちた時に、もう1回京都とか大阪に行くっていう選択肢はなかったんですか?

その時にいろんな縁があって、こっちに残ろうと思う出来事があったんですよね。その出来事が大きかったからこっちにいます。

なんで青年海外協力隊を受けた?

その時は自分が発展途上国で何か力になれたらって考えていたんですけど、やっぱり海外に行きたいっていうところが一番にあって、それが付け加えられていた感じでした。

なぜ海外に行きたいかというと、本当に色々なことを見てみたくて、色々な場所に行ってみたいんです。
色々な国に行くために知識としてあった方法が青年海外協力隊だったので、受けたんです。だから落ちたのかなって思うんですけど。教えれることも少ないのに。

なるほど。
今後のビジョンはありますか?

グループレッスンはやめて、パーソナルトレーナーに特化したいです。
鳥取ではボディメイク系を女性でやってるトレーナーさんは知る限りはいないので、そこを狙って行きたいです。

時間を有効に使いたいので、そういう面でも自分で話しながら決めれるものがいいなっていうのがあって、お金より時間が必要と思っています。

自分のスタジオを持ってやるんですか?

最終的にはそれがいいですね。家の一角とかでもいいので。でも最初は施設を借りてやります。境とか施設が30円なんですよ。

境の市民体育館だ、ダンベルもありますし、なんでもできますよ。そういうところを借りながらやって行きたいなと思ってます。そこでしていいかわかんないけど笑

言い忘れたことがあれば最後にどうぞ。

イベントをちょいちょいやってるので是非ご参加ください!

 

 

ありがとうございました!
なんだかんだで、きちんと話を聞くことは初めてだったので、新鮮で楽しかったです。

僕も実際にダイエットの相談とかさせてもらったんですが、そちらはまた機会があれば別の記事として掲載しようと思っています!

Facebookページなどがないみたいなので、出来次第この記事に掲載して行きますのでよろしくお願いします!!

(Visited 857 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.
morisato

morisato

もりさと(本名:森田悟史) 京都府生まれ、米子市出身。メディア内では主に取材・写真撮影・動画撮影を担当。基本的にアウトドア派で、人との交流を大切にしている。美味しいものが大好き。

関連記事

  1. 取材

    米子出身の画家、安藤真央さんにインタビュー

    今回は米子出身で画家として活動をしている安藤さんにお話を伺う事ができ…

  2. 取材

    18頭ものヤギを飼う「やぎのいえ」竹川奈緒さんにインタビュー

    2018年4月に鳥取県西伯郡伯耆町に移住し、「やぎのいえ」という屋号…

  3. 取材

    人気のそば屋さん「つなぎや」の店主は赤髪の女性!?

    赤髪がトレードマークの女性そば職人の遠藤さん。今回はそばにかけるあつ…

  4. 取材

    1日で200個のおにぎりを売る「おむすび屋ひとむすび」おにぎり君にインタビュー

    今回は、大山町でおにぎりを売っている小橋さんにインタビューをしてきま…

  5. 取材

    K-POPカバーダンス教室YUMYUMのエリさんにインタビュー

     山崎エリ 1995年 米子生まれ米子育ち 小学生の頃にチアダン…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

最近の記事

  1. 取材

    1日で200個のおにぎりを売る「おむすび屋ひとむすび」おにぎり君にインタビュー
PAGE TOP